
豆と音の「コーヒーのある生活」 vol.005
好みのクロップを知って、自分好みのコーヒーを見付ける
コーヒー業界は10月1日から新しい年がスタートすることになっています。
この時期がコーヒーの新年で、コーヒーの年号は2018/19と前年から表記されます。
コーヒー豆屋さんで「ニュークロップ入荷しました!」という文字を見た事ありませんか?
コーヒーは4つの段階に分けられます。
お米で言う新米で収穫後数カ月程度の生豆を「ニュークロップ」、それ以外の同じ年の収穫豆を「カレントクロップ」、1年前の豆を「パストクロップ」、それ以前の豆を「オールドクロップ」。
この聞くとニュークロップがオールドクロップよりも良い印象を持ってしまいがちですが、味が全く違うので好みのクロップを見つけるのを楽しんでほしいと思います。
一般にニュークロップの豆は水分量が多くフレッシュで酸が強いとされています。
スペシャルティコーヒーを扱っているお店の多くはコーヒーの豆本来の味を出す事を目的としているので、ニュークロップにこだわるお店が多くあります。逆にあえて豆がまろやかになるまでエイジングしているお店もあるくらい。
時間の経った生豆も評価してほしいものです。
是非、コーヒー豆屋さんと仲良くなって、同じ豆をクロップ別に試してみてください。
↑ハンドピックの農園は赤い実だけを収穫します。
↑緑の実が赤くなったら収穫のタイミングです。
池田雄一:『豆と音』主催
親の影響でサイフォンでコーヒーを飲む幼少時代を過ごす。中学生で自家焙煎の手伝いと、喫茶店への豆納入に付き合い、coffeeの味と面白さにのめり込む。Radio番組Directorを中心に選曲の仕事を行う傍ら、2018年「豆と音」を立ち上げ、SCAJコーヒーマイスターを取得。
豆も選び、曲も選ぶ。選曲家兼コーヒーマイスター。
Information
豆と音のcoffeeは方南町のCafe Tivoliで飲むことができます。Facebook、Instagram、Twitterは「豆と音」で検索してください。
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