
豆と音の「コーヒーのある生活」 vol.009
3つの「はかる」を面倒くさがらず、美味しいcoffeeを生み出す
多くのCaféが採用しているハンドドリップ、実は非常に難しい作業。
今回は家庭で簡単に美味しく抽出できるオススメの方法をご紹介します。
まず、美味しいcoffeeを入れる為に大事にすべき3つのこと。
①豆の量 ②お湯の量 ③お湯の温度。
最低限この3つはちゃんと測ることが大事。
慣れるまでは面倒と感じるかもしれませんが、美味しい一杯のためにぜひ慣れてほしい作業。そして誰でも豆の特性を強く出し同じ味が出せる抽出方法としてお勧めしたいのがフレンチプレスを使う事。(フレンチプレス=抽出器具とポットが一体化した手軽な淹れ方ができるプレス容器)
お湯を入れプレスし、カップに注ぐまでの時間もしっかり管理すればより完璧。
このレシピを把握すれば毎回同じ味での抽出が可能に。
粉がダイレクトにお湯に浸透している時間が長いので豆の個性を味わうことが出来ます。
レシピは豆の種類や焙煎度によって異なりますが、
私が実践しているレシピはcoffeeの粉13~15gに対し、94~96℃のお湯を230~250ml、3~4分後にゆっくりプレスしカップに注ぐ。
最後の1滴まで注ぎ入れないことがポイント。細かい粉が液体に混ざらないことも重要。
家でも本格的なcoffeeを楽しみたい方、初めの一歩にはフレンチプレスをお勧めします。

↑フレンチプレスを利用する時、豆は粗めに挽きます。

↑フレンチプレスの器具はインテリアアイテムとしてもおすすめ。
池田雄一:『豆と音』主催
親の影響でサイフォンでコーヒーを飲む幼少時代を過ごす。中学生で自家焙煎の手伝いと、喫茶店への豆納入に付き合い、coffeeの味と面白さにのめり込む。Radio番組Directorを中心に選曲の仕事を行う傍ら、2018年「豆と音」を立ち上げ、SCAJコーヒーマイスターを取得。
豆も選び、曲も選ぶ。選曲家兼コーヒーマイスター。
Information
豆と音のcoffeeは方南町のCafe Tivoliで飲むことができます。Facebook、Instagram、Twitterは「豆と音」で検索してください。
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