1. HOME
  2. LIFE & CULTURE
  3. 家庭菜園の必須工程「間引き」とは?~ | 丁寧な生活が楽しいのです #02
LIFE & CULTURE

家庭菜園の必須工程「間引き」とは?~ | 丁寧な生活が楽しいのです #02

家庭菜園インストラクターでフリーライターの七尾びびさんに、
スマホなし、虫や鳥との共同生活から見えてくるものを綴っていただきます。
今回は、「間引き」について。
野菜の栄養価を余すところなく吸収できる調理法・食べ方も紹介いただいています!
毎月第1金曜日更新です。

「間引き」という作業

家庭菜園では「間引き」という作業があります。
撒いた種はすべて発芽するわけではありません。種に問題があり、発芽しないこともあります。鳥についばまれてしまうことも。
土などの生育環境が悪く、種が死んでしまったり、雨で流れてしまうなんてことも。
そのため、種は多めに撒くのです。

種がすべて元気に発芽して、すくすく育ってしまったら。
今度は引っこ抜かなくてはいけない。私はこの間引きという工程がとても苦手です。
気の毒に思われるけれども、芽と芽の間隔……いわば「お隣さん同士」の距離間隔を見ながら、間引く作業は絶対に必要。

・どちらかの芽を大きく生長させるために、もう片方の芽を抜く。
・芽の生長が遅い、もしくは弱くて小さいから抜いてしまう。

この選定が、せっかく発芽したのに酷だな、と思ってしまうのです。

選定を避け、間引きをしないまま育てたことがありましたが、その育て方では野菜が思うように生長できず、野菜が変形したり、共倒れになったり。
結局はすべての芽にとって酷な結果になる。
そのような経験をしました。

間引かれるほうの芽に感情移入してしまうのはたぶん、無意識のうちに自分を、間引かれる野菜に重ねてしまうのだと思います。
ですが、センチメンタルでは野菜は育たない。
自然は過酷です。
ここは「えいやっ」と引っこ抜き、間引いた野菜を食べてしまいましょう。

ニンジン

ベビーキャロット
カラフルニンジン
黄色いニンジン

これらの種類のニンジンを育てているため、それぞれ間引きます。

ニンジンは畑でもプランターでもポット(鉢)でも育てられる野菜です。
我が家のニンジンもほとんどが発芽し、「狭いよ~」という状態になってきましたので、近すぎる距離感を解消してあげました。

これが収穫物です。
小さいながらもちゃんとニンジンのかたちをしており、栄養も含まれています。
土からするっと抜いたあと、水洗いしてそのままぽりぽり食べてみます。
「うん、そんなにおいしくない」これが正直な感想です。
ニンジンだけではなく、間引きした野菜というは正直そんなに美味しいものではありません。若干えぐみを感じます。
ただ、間引き野菜は美味しさを求めて食べるものではなく、畑・プランター・ポット内のスペースを空けてくれてありがとうね、といただきます。

ほかの間引き野菜は、野菜炒めとして食べることにします。
野菜というのは調理ひとつで栄養吸収が変わってくるので、それぞれの野菜の栄養価を余すところなく吸収できる調理法・食べ方を知っておくとよいと思います。

● ニンジンの栄養

医薬品ではないけれども、医薬品に近い効果が期待できる、近い機能をもっているとされる食品「機能性食品」と呼ばれます。

ニンジンには体内でビタミンAに変わるβカロテンが豊富に含まれていることで有名です。
ニンジンは実(根)だけではなく、葉にも同等の栄養が含まれていますので、間引きした柔らかな葉部分は油で炒めて食べます。(βカロテンは脂質性なので、油と一緒に食べることで吸収がよくなるそうです。)

ダイコン・かぶ

ダイコンとかぶの間引きをしました。
ダイコンは「赤大根」と「ラディッシュ(はつかだいこん)、かぶは、ミニサイズのかぶと、「もものすけ」という品種の赤いかぶです。

まぁまぁのサイズに育っています。
大きくなるにつれ、プランター&ポット(鉢)内のダイコン同士、かぶ同士がおしくらまんじゅうの状態になってきました。間引きというよりは一足先に収穫という感じでしょうか。

● ダイコンとかぶの栄養

ダイコンもかぶも栄養が豊富なので、機能性食品といえるでしょう。

ダイコンとかぶは胃もたれや胸やけに苦しんでいる人にもおすすめです。
「ジアスターゼ」という成分が不調に有効。
「自然の消化剤」と呼ばれていますので、胃腸の不調の際にはぜひダイコン・かぶを食べてみてください。
ジアスターゼは熱処理に弱いため、生食しないといけません。
大根おろし、大根サラダなどの食べ方で栄養を摂取してください。

ダイコン・かぶの葉の部分にはβカロテンが豊富です。
油を使ったきんぴらなどにすると栄養を余すところなく吸収できるのでおすすめ。

● 間引いた野菜も、収穫野菜も同じ

小さくても栄養が詰まっている間引き野菜は、大きく生長した野菜と同じように食べます。
摘む時期、抜く時期が早いというだけで、そんなに悲しいことではありません。
新芽のうちに間引きをした場合は、お味噌汁の具にするのがおすすめです。
小松菜でもかぶでも、どのような野菜でも、新芽はお味噌汁の具として優秀で、美味しいものです。
庭での栽培が面倒という方にはお部屋で栽培できるキットなども発売されています。
(栽培キットでも間引き作業が必要なものが多いです。)

もし機会があったらぜひ試してみてください。

 


丸種 人参
イエローハーモニー ネオコート種子 約1,000粒
amazon

 


ウクレレ園芸SHOP
カラフル人参Mix100粒 赤、紫、黄、白、橙 5色8種ニンジンの種 西洋野菜
amazon

 


国華園 種 野菜たね カブ F1もものすけ 1袋(1ml)
第4種郵便 /21年秋商品
amazon

 


サカタのタネ 実咲野菜 カラフルファイブ
彩りはつか大根
amazon

 


旬の野菜の栄養事典
最新版 単行本(ソフトカバー)
amazon

※この記事は個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。



【WEBマガジン「ACTIS」連載記事 「美容室とサスティナブルと環境問題 #13」更新のお知らせ】

女性向けのWEBマガジン「ACTIS」の連載記事「美容室とサスティナブルと環境問題 #13」が公開されました。

2021年、中目黒にOpenした美容室「Bonheur7」代表のBomさん。

サスティナブルや環境問題を考えた美容室を作っていらっしゃいます。

第13回目は、「サスティナブルとアクセサリー」

今回は、貴金属品の制作、販売をしているAtelier geamlの真崎さんの作品をご紹介していただきました!
画期的なアイディアのサスティナブルアクセサリーをぜひご覧ください✨

毎月第4水曜日更新です。

詳しい内容はこちら👇
https://actis.press/2022/06/22/bom_sustainable_13/
(当アカウントのプロフィールリンク)よりご覧ください♪

#ACTIS #actis_fp #Bonheur7 #サスティナブル  #中目黒 #環境問題 #美容室 #アクセサリー
...

8 0

【WEBマガジン「ACTIS」連載記事更新のお知らせ】

女性向けWEBマガジン「ACTIS」にて連載中の「花と植物とイロドリLife #11」が公開されました!

Museum of plants -植物の美術館-をコンセプトとし、アクセサリーやフラワーアレンジメント等のデザイン、製作を手がけているボタニカルブランド「hakumokuren」主宰のmiwaさんに“日常をちょっとだけ特別なものに彩る植物のある暮らし”をテーマに綴っていただきます。

今回は、梅雨入り前に楽しんだ、愛犬メルくんとの自然を感じるお散歩の記録をご紹介いただきました。
毎月第3月曜日更新予定です。

最新記事は、https://actis.press(当アカウントのプロフィールリンク)よりご覧ください。

#ACTIS #actis_fp #WEBマガジン #最新記事 #最新記事更新情報 #花と植物とイロドリLife #ハクモクレン #ボタニカルブランド #hakumokuren #botanical #植物のある暮らし #樹脂アクササリー #アクセサリーデザイナー #紫陽花 #梅雨 #愛犬 #犬のいる暮らし #チワックス #植物のある暮らし #散歩
...

9 0

【WEBマガジン「ACTIS」連載記事更新のお知らせ】

女性向けWEBマガジン「ACTIS」にて連載中の「みち草さんぽ #13」が公開されました。

デザイン会社に勤務しつつ、6歳の男の子を育てる一児の母のmaiさん。「みち草さんぽ」では、そんなmaiさんの日常と身近な植物たちをご紹介していただきます。

今回は、梅雨の季節によく見かけるあの雑草のご紹介。

最新記事は、https://actis.press(当アカウントのプロフィールリンク)よりご覧ください。
(こちらの連載は、毎月第3金曜日更新予定です。)

#ACTIS #actis_fp #WEBマガジン #最新記事 #最新記事更新情報 #雑草 #草花 #みち草さんぽ #flower #weed #散歩 #雑草の花 #摘草 #花のある暮らし #コラム #紫陽花 #ドクダミ #梅雨 #雨の日散歩
...

16 0