
植物と愛犬と楽しむハロウィン | 花と植物とイロドリLife #15
ボタニカルブランド「hakumokuren」主宰のmiwaさん。Museum of plants -植物の美術館-をコンセプトに、アクセサリーやフラワーアレンジメントなどのデザイン、製作を手がけています。ITFA公認フラワーアレンジメントベーシック取得。趣味は愛犬との日々。日常をちょっとだけ特別なものに彩る植物のある暮らしをテーマに綴っていただきます。今回は、植物と愛犬と共に楽しむ「ハロウィン」をご紹介いただきました。
毎月第3月曜日更新予定です。
みなさんこんにちは。
hakumokurenのmiwaです。
秋もぐっと深まり、過ごしやすい日が続きますね。
金木犀の香りと風に揺れるコスモス。
足を進めるたびにカサカサと音を立てる桜の落ち葉。
そんな秋ならではの風情の中を、愛犬とゆっくりお散歩して楽しんでいます。
そして、この季節のイベントといえば運動会、紅葉狩りと様々ですが、忘れてはいけないのがハロウィン!
ハロウィンとは、キリスト教のすべての聖人と殉教者に祈りを捧げる祝日「諸聖人の日」「万聖節」の前夜祭。ヨーロッパ発祥の古代ケルト人が行っていた宗教的な行事で、秋の収穫を祝うために行われていました。また10月31日はケルトの暦では先祖の魂が帰ってくる日と信じられており、先祖と一緒にやってくる悪霊を追い払う意味があるそうです。その悪霊に気づかれないよう、おばけの仮装をしたり火を焚いたりして身を守ったことから、現代でも華やかな仮装やデコレーションが注目されるイベントとなりました。
今までハロウィンだからといって特別何かをする事はなかったのですが、起源や目的など背景を調べて、興味が湧いてきた私。
我が家もその習わしにのっとり、今年は同居人のメル(チワックス)や植物たちと楽しんでみることにしました。

まずは、ホームセンターで見つけたこの子たち。このカラフルな果実とブラック系の葉っぱのなんともハロウィンにふさわしい植物。なんと観賞用の唐辛子なんです!
このダークな風貌は我が家のベランダでも一番の存在感です。観賞用なので食用としては不向きですが、とっても辛い品種もあるそうなので、ペットを飼っている方は誤食に気をつけたいですね。

こちらは観賞用のかぼちゃ。よく「おもちゃかぼちゃ」という名前で流通していて、手のひらサイズでとっても可愛いです。環境が適していれば数ヶ月飾ることもできるそう。メルくんは興味津々で珍しく齧り付こうとしていましたが、こちらも食用ではないので即没収しました。笑
もう一つ、ホームセンターで手に入れたかった植物があったのですが、品切れで入手できませんでした。それは「ソラナムパンプキン」というナスの仲間なので、かぼちゃにしか見えない可愛い植物。寄せ植えにしたら一層イベント感が出るので欲しかったのですが残念です。
こちらのネットショップに販売していたので、覗いて見てくださいね。
ソラナムパンプキン

次は、以前の回でも紹介したユーホルビア・プラティクラダ。
多肉植物の仲間なのですが、エイリアンの手のような枝が個性的で、まさにこのイベントにピッタリな植物だと思いませんか?そのままでも十分存在感を放っていますが、100円ショップにあったお弁当用のピックを土表に挿して、可愛くポップにイベント感を出してみました。

そして最後は、植物じゃないけどメルくん。
おやつという対価と引き換えにご協力いただき、魔法使いになってもらいました。帽子とリボンタイは100円ショップの人間用ヘアーアイテムをペット仕様に手を加えたもの。アイデアひとつで安価な商品も十分に楽しめますね。
植物と愛犬。我が家らしいハロウィンを楽しみました。

みなさんも身近なアイテムを取り入れて、自分らしいハロウィンを楽しんでみてはいかがでしょうか?
〈hakumokuren 出展情報〉
10/24(月)〜10/30(日)丸の内ビルディング4階 タピエスタイル
11/19(土)・20(日)デザインフェスタ
11/23(水)〜27(日)池袋ルミネ
〈hakumokuren 常設店舗情報〉
暮らしと雑貨と集いの場Perch
東京都世田谷区祖師谷3-31-19 (小田急小田原線 祖師ヶ谷大蔵駅 北口徒歩2分