人生のスタンプラリー|ありのままのニューヨークライフ #08
誰もが憧れるニューヨークでの暮らし。
キラキラした街と等身大のニューヨークライフをニューヨーク在住の「MIKU」さんに教えていただきます。
第8回目の今回は、海外旅行と人生のMIKUさんの考えるスタンプラリーについて。
毎月第3火曜日更新。
こんにちは、MIKUです。
今月も読んでくださってありがとうございます。先日1人で飛行機に乗る機会がありました。
荷物が重かったため夫に空港直結のバス停までは送ってもらい、あとはドキドキしながら1人でチェックイン、荷物の預け入れを行いました。
海外旅行をよくする人にとって当たり前こことなのかもしれないけれど、ニューヨークにくるまでほぼ海外旅行をしてこなかった私にとって一つ一つが毎回ドキドキなのです。
しかもまともに通じない英語力。もしここで何かハプニングが起きたら、誰にどうやって頼ればよいのか…一つ一つ緊張します。
なんとか無事に荷物も預けることができ、飛行機に乗るだけ。まるでスタンプラリーのように一つ一つできることが増えていった一年でした。
ちょうど新生活を始めてから一年。一年記念として大型旅行にも行ってみました。
ニューヨークからオタワに飛行機で向かい、オタワからトロント間は鉄道、トロントからナイアガラの滝へバスで移動、最後はバッファロー国際空港からニューヨークへ戻る。1週間の旅となります。
毎度ながら今回もツアーをつけず、リュック1つでの旅。夫と2人でああだ、こうだ言いながら旅の計画をしていきましたが、今回は期間も長く、行く場所も多いためなかなかまとまらない!いつもは夫任せの私もナイアガラの滝の旅程を担当。行ったことのない土地の旅行計画はとても難しいものです。
そして最後のニューヨークへ帰る飛行機。格安で抑えていたため、バッファローからシャーロット、トランジットをしてニューヨークへ帰る予定でした。
が、なんとバッファローでの出発が遅れ、シャーロットでのトランジットができないとのこと。自動的に翌日の便に振り替えられていました。最後の晩餐とばかりに2人で飲んでいたためほろ酔いの中、夫がカスタマーセンターに問い合わせます。
『シャーロットでホテルはあるから大丈夫』とのこと。
しかし!実際シャーロットに着くと私たちのホテルはないというのです。ホテルがあると見込んだ私たちは7:00の便から16:00の便へ変更していました。
さてどうしよう…。
もう深夜12:00にこれ以上ここでクレームを言うのはやめることにして、自分たちでホテルを確保。なんとか安心安全セブンイレブンで食料(ビールも!)も調達でき、まだまだ気は抜けないけれど2人で乾杯をしました。
人生初トランジット。こんな形になるとは。
少しだけ冒険がしてみたい!なんて言って、モーテルに泊まってみたりした今回の旅。最後に思わぬ冒険がついてきました。
でも1人ではきっとパニックになっていただろう事件も夫の冷静な判断のおかげでよき思い出に。と同時にホテルがないとわかった時点で空港で一夜を越すことになるかも…!と覚悟を決め、ハプニングを楽しんだ自分に少しばかり成長を感じます。
(旅行の多い人にとっては当たり前かもしれませんが…)
トランジットというスタンプ、さらにはおまけでトランジット失敗というスタンプも今回の旅行で押されることとなりました。さて次はどんなスタンプを押すか…。
人生のスタンプラリー、今しかできないこと楽しんで集めていきたいと思います!