旅の楽しみ方を知った日|ありのままのニューヨークライフ #04
誰もが憧れるニューヨークでの暮らし。
キラキラした街と等身大のニューヨークライフをニューヨーク在住の「MIKU」さんに教えていただきます。
第4回目の今回は、海外での旅の魅力とそのきっかけについて。
毎月第3火曜日更新。
こんにちは、MIKUです。
少しずつ暖かくなってきていますが、まだダウンを着る日もあるニューヨークです。
先日カナダにあるケベックシティとモントリオールに行ってきました。ケベックシティは旧市街地全てが世界遺産になっているだけあって、まるで絵本から出てきたような世界。
モントリオールは「北米のパリ」と言われているだけあって、素敵な街でした。見たことのない世界観に感動しっぱなしの私。
今回は私の旅に関するつぶやきをさせて頂こうかなと思います。
旅行自体は人並に好きであるものの、お休みが取れる度に行く!!というタイプではありませんでした。
趣味のクラシックバレエ、一人暮らし、欲しいもの、美味しいものを食べる、限られたお金と時間の中では海外旅行の優先順位は低め。
そんな私の優先順位を変えた瞬間がいくつかあります。
まずは海外生活経験のある友人の話を聞いた時。
イギリスに1年間留学していたという友人の話は時に日本ではありえないようなこともあったり。
そして海外慣れしているせいか、海外旅行に行った時の話も面白い。英語が話せるので、国際交流の話も面白い。
私もいつかこんなふうに自由に旅してみたい、憧れを抱くようになりました。
そんな友人の話聞いて、数年前母親と行ったパリ旅行はできるだけ自由に回りたいと思い、ほぼ自分たちの足で回ってみました。
このパリ旅行では何か大きな買い物はしていないのですが、一生の思い出となる宝物のような時間がしっかり残っています。
さらに別の友人がインスタグラムにアップする北欧での生活の写真。
友人はカメラが趣味ということもあって、素敵な写真が毎日のようにアップされている。コロナ禍前だったため、次は定番だけでなく、まだ見ぬ世界にも行ってみたいと思わせてくれた写真たちでした。
しかし世の中はコロナ禍となってしまい、少しずつ大きくなっていた海外旅行に行って冒険してみたい!という気持ちも薄れていってしまいました。
そんな中、改めて旅行の楽しさを教えてくれたのが夫との旅行。
夫の旅行スタイルは日本でも海外でもリュック1つでひたらすら歩くのです。(もちろん時々地下鉄やバスも使います)どのくらい歩くかというと、例えば今回のモントリオール最終日は3万歩!!!
絶対に立ち寄ってはいけない危険ゾーンだけはしっかり調べておき、あとはgoogle mapだけを頼りにとにかく歩く!!!!!!
かなり疲れますが、とにかく歩くので素敵なカフェやお店に出会ったり、地元民しか知らない安くて美味しいレストランに出会ったり。ガイドブックにはない世界にたくさん出会いました。
初めて一緒に旅行に行った時は「え!コインロッカーに入れないの!?」とびっくりしましたが、今では簡単にコインロッカーもないので最小限の荷物で。
残念ながら、いつもお化粧が少し落ちてしまった大きなリュックを背負った私の写真は人に見せられるものではないのですが、自分たちの足でひたすら回る旅行の思い出は特別なもの。
もちろん日本でもこのスタイルで一緒に旅行に行ったことはありましたが、海外でもこのスタイルで旅行した時の感動と楽しさは言葉では表せないほど・・・!!
今回のケベック・モントリオール旅行では初めてみた世界、そして約1時間半歩いて辿り着いた展望台からみた景色はとてもきれいでした。
旅行は色々な楽しみ方があると思いますが、私は夫や友人たちから海外旅行の楽しみ方を教えてもらう機会に恵まれ、狭かった世界が少しだけ少しだけ拡がり、旅行がさらに面白いものに。
これから欲しいものは少し我慢して、見たことのない世界に出会ってみたいものです!