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INTERVIEW

平野ノラ「部屋を片付けたら人生のミラーボールが輝きだした。」出版記念 インタビュー連載 前半

INTERVIEW, 平野ノラ

どうでもいいものを捨てたら、自分の思考も『どうでもいいものを抱えていたんだな』とか『私って何がやりたかったんだろ』って内なる自分を見つめることができて。
そしたら『やっぱり芸人になりたいんだ』って。


インタビュアー:こういった本は、元々書きたかったんですか?

平野:そうなんですよ。3、4年ぐらいも本のオファーをいただいた時は、まだ片付けのレベルが本を出すレベルに達していないなと思って、ずっと泳がしていて…

28歳まで汚部屋に住んでいたことを知らなかったです

たまたまロケでミニマリストの家に行くことがあって、そこで『私もともと汚部屋だったんですよ〜』と話したことがきっかけで知ってもらってっていう感じで。片付けはいいものだからいずれ発信していけたらいいなぁと漠然と思っていて。そんな中でちょっとずつ自分の状況が、生活の中で片付けにしっかり向き合い出してから本にしていこうと思いだしたんですよね。
私は汚部屋で人生が上手くいかなかったり、『私ってこんなことを思っていたんだ』っていうことを片付けを通して分かったりとか、片付けが人生で場面でちゃんと結果もそうだし自分も変わってたり…片付けを通して人生が上向きになっていきました。

 

平野さんご自身も片付けの本に出会って、やってみようという気持ちになったんですね

はい、そうなんですよ。当時、28歳の時は『どうしたら幸せになれるのか』を考えた引きこもりの時代だったんですね。
仕事もやめちゃって、同棲していた彼氏もいて働かなくてもいい、昼夜逆転もしている荒んだ生活をしていたんです。何ができるか分からない、自分をどう活かしていいのか分からない状態の中で『幸せになりたい』『自分だからできることをしたい』というのを漠然と模索していたんですよ。なので、自己啓発本を読んでたり占いに行ったり…外に幸せを求めて『どうしたら幸せになれるんだろう』と。
汚部屋にいて、汚部屋であること自体も悪いことだとは思っていないですけど、辛いんですよ。

え!悪いことだとは認識してなかったんですか!?

それが・・・思ってないんですよ!麻痺しちゃってるから(笑)どうやったら生きていけるんだろうという…気持ちをモノで埋めていくんですよ。それも大して好きじゃないモノだったりするから、それをまたモノで埋めていくんですよね。でも埋まる訳がないんですよ。それにすら気づいていない…。
で、ある時人生を変えた一冊というネットの特集で片付けの本を見つけて。『ガラクタを片付けたら本当の自分が見えてくる』みたいなタイトルで『自分の家のモノたちはガラクタなの?』って思って。
で、その時は幸せになるためにいろんなできることをやってたんですよ。『本当の自分が言えるんだったらやってみよう』って思って読んで片付けを始めたんですよね。そしたら、少しずつ人間らしい生活ができたんですよ。

 

ガラクタを片付けることに、何でピンと来たんでしょうね?

ありとあらゆる幸せになれることには手を出していたんですよね。だけど、片付けってやってなかったなって思ったからだと思います。

じゃあ片付けなきゃ!って思って始めたわけではないんですね?

片付けなきゃって思うんですけど、汚部屋だからやる気を全部吸い込まれるんですよ。(笑)
今思えば、あんな環境で片付け以外できる訳ないなって。何かやろうって思った時、例えば本を読もうと思った時はカフェに行ったりとか。家じゃやる気が全く出なくて。ただ横になってるだけなので。カフェに行くとなんか思考がハッキリしてやる気が出るんですけど、家に帰ると汚部屋なのでやる気が出ないんですよ。
なので片付けたいと思って片付けたんじゃなくて、人生を変えたいとかどうしたら幸せになれるんだろうの先に、たまたま本があって、片付けを始めたって感じです。そしたら、やりかけのものに、全部自分と向き合う訳ですよ。興味はないんだけど暇だから始めた色彩検定とか絵とか、制作が好きなので可愛い紙を集めて箱に貼ったりするんだけど、それが仕事な訳じゃないからその紙一枚が捨てられない。お洒落にも興味があるから洋服を買ってみたり。いろんなことのやりかけのものがそこにはあって…まぁ不安の塊みたいなものがある訳ですよね。読みかけの本がずっと重なっていたりとか。
それを見るたびに『本一冊も読めない私って』っていう自己嫌悪に陥る訳ですよ。でも読んでないんだから捨てられない。そういったやりかけのモノを見るたびに『中途半端な自分だな』『これもできてないんだ』とか毎日目の当たりにしていて。でも本を読んで捨ててみようって思って、捨ててみたら物がなくなっただけじゃなくてそのどうでもよかった、何かやりがいを見つけたいからって飛びついたものを捨てて…。

では、かなりの量の “不要なもの” を捨てたってことですよね?

かなり捨てました。10袋は余裕で捨てました。(笑)

だから、どうでもいいものを捨てたら自分の思考も『どうでもいいものを抱えていたんだな』とか『私って何がやりたかったんだろ』って内なる自分を見つめることができて。
そしたら『やっぱり芸人になりたいんだ』って。もともと、自己啓発本とかを読んでいて芸人になりたいとはちょっとずつ思っていたんだけど、勇気もないし25歳の時に一度諦めていたし…あまりにも自分が成功している絵も描けず凄い足踏みをしていたんですよ。
でもある時、死んでも死にきれないって。それと、31歳の時に、当時お付き合いしていた方と結婚っていう話が持ち上がるんですけど、結婚したら芸人になれないし相手にも迷惑をかけるからって思って、そこで踏ん切りがついて。
やっぱり芸人になりたい、どうなってもいいからとりあえずチャレンジしようって。このまま芸人にならなかったら死んでも死に切れないし、前に進めないから一歩踏み出そうって思ってお付き合いしてた方とお別れをしました。
それが、私の第一の大きな片付けだったんですよ。

でもそれって・・・、凄い勇気が入りましたよね。ほぼ全部捨てるってことですもんね。

凄い勇気が入りました。それにその時31歳ですよね。
周りには結婚して子供もいて・・・当時、友達とかに相談とか恥ずかしくてできなかったんですよ。今から、31歳の何もない女が芸人になりま
すって(笑)でも、芸人になりたい気持ちが溢れて『とにかく一歩踏み出してみよう。何か変わるかもしれない』って。

踏み出した、というのは具体的に何を…?

ワタナベエンタテインメントのコメディースクールに通おうって思いました。やめた当時は、ネタの作り方だったりオチの前にフリがあったりとかを全く知らずに諦めていたんですね。
今、テレビに出て活躍している人にもちゃんと下積みがあるとか、そんなことすら分からないままやめていたから、(お笑いは)習うものではないんだけど習って、下積みがある人もたくさんいることも分かって。

やめた当時は、平野さんにとって暇だから色彩検定を受けてみようかなみたいな感覚で始めたけど、やりかけでやめたっていう感じだったんですか?

そうですそうです。それまで演劇だったりダンスだったりっていうものに費やしていって、どれも挫折して(笑)その道にも、ちゃんとプロがいて『あぁ、無理だなぁ』って。
『私、人に笑ってもらう時幸せだな。だから芸人になろう』って思って目指していたけど、他の今までやりたいことをやってなんの芽も出なくて。まぁ、ざっくり綺麗事?に費やした。
今思ったら、たかが3、4年でものになる訳ないんですけど、やっぱり若い時って結果が目に見えないとなかなか続けられないじゃないですか。

モチベーションがもたないですもんね(笑)

そうなんですよ。
ハッキリ芸人になりたいって思ってから1年ぐらいで(スクールを)やめちゃっていたので。火種がずーと残ったまま。
でも『もういい大人だし。ダメでもなんでもとりあえずやってみてそれから考えればいいや』っていう思いに至って、それからは引っ越しをしてお付き合いしていた人ともお別れをして新しくコメディースクールに入ってって感じですね。

そこで第二の人生、お笑いに真剣に向き合えるようになって。部屋も綺麗だから、気持ちの整理もついていてお笑いに集中できるようになっていった感じですか?

そうですね。コメディースクールは、本当に第二の青春ってこういうことだなっていうぐらい、楽しかったですね!クラスで一番年上だったんですけど、一番前の席で授業受けて、ギャグを考えてくる課題も紙の裏にもびっしり書いて『こんなにやる気のある奴初めてみた』っていうぐらい…本当に楽しくて楽しくて(笑)10代の子とかと一緒に授業受けて『ババア!』とか言われながら(笑)

(笑)

 

このインタビューの続きは後半で

 

部屋を片づけたら人生のミラーボールが輝きだした。
1日15分のノラ式実践法

2022年4月28日 初版発行

著者 / 平野ノラ
発行者 / 青柳昌行
発行 / 株式会社KADOKAWA

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