語学交換会で現地の方と”深い”話をしてみました|ありのままのニューヨークライフ #09
誰もが憧れるニューヨークでの暮らし。
キラキラした街と等身大のニューヨークライフをニューヨーク在住の「MIKU」さんに教えていただきます。
第9回目の今回は、1年が経過したニューヨーク生活と”変化”とについて。
毎月第3火曜日更新。
こんにちは、MIKUです。
今月も読んでくださりありがとうございます。
先日友人の子どもたちと遊ぶ機会がありました。友達の子だからかわいくて仕方がない!!ニューヨークにはたくさんの子供用品店があります。あんなキラキラしたきれいな目で見つめられたら、次は何を買おう。考えながらついレジに…。
いよいよ夏も終わり、ニューヨークの次のイベントといえばハロウィン。
昨年はまだ慣れない中での経験でしたが、それでも初めて経験する本格的なハロウィンには心躍りました。今年は早速かぼちゃを買って色々料理をしてみたり、お菓子を買ってみたり、少し余裕を持って楽しめそうです。
“余裕”といえば、かなりマンハッタンの地下鉄にも慣れてきたので先日夜行われている『語学交換会』(英語を話したい日本人と日本語を話したい外国人が集まる会)に行ってみました。ずっと行きたかったイベント。ですが、働いている方や留学生をターゲットにしているため、夜開催なのです。でも、もし地下鉄で帰るのが怖くなってもUberの使い方にも慣れてきたし、英語で話す度胸も少しはついてきたし、行ってみよう!
勇気を振り絞って行ってみました。
運がいいことに、帰り道が途中まで一緒だった日本語がぺらぺらの外国人の方がいて帰り道も大丈夫そう。しかも偶然にも知り合いの日本人もいたので心強い。
さらに出席者は当然全員『日本』が大好きな外国人。日本の写真を見せるだけで拍手喝采なので、気分もいいものです。(笑)
楽しくって結局、私のはちゃめちゃな英語と日本語を使って3時間ずっと話し込んでいました。
確かにみんな日本は大好きだけど、自分の意見や間違っていることははっきり伝えていく海外スタイル。
『ミクはチョット、エイゴのハツオンヘタダヨネ。オシエテアゲル。』
『モウチョット、エイゴガンバッタホウがいいとオモウ』などなど。
決してバカにしているわけではなく、私の『英語を少しでも話せるようになって日本に帰りたい』という思いに対して一生懸命教えてくれます。
『1年前はagoを使うよ。顎!』なんて自分の顎を触りながら面白く教えてくれたり。
また日本語も使ってよいので深い話ができるのもこういった会の良い点です。以前通っていたESLでできた友人とはどちらも英語が中途半端にしかできないため、上辺の会話しか成り立たない…。(それはもちろんとっても英語の勉強にはなるんですが。)
『MIKUはニューヨークに住んで変わったところとかある?』と聞かれました。
『どうだろう、わからないけれど“変わった”って思われたくないなぁ』とつぶやいたところ…。
『なんで!?いいじゃん。褒められてるんだよ!!むしろ言われないとだめだよ!!!』とのこと。
確かに…“変わる”=よくないととらえてしまう私の思い込み。どんどん変わっていくものだよなぁ。
日中は1人の時間が多いので美術館に行ったり、本を読んだり、自分と向き合う時間が多かった1年。自分が変わったのか、変わっていないのかはわからないけれど…。ちょっと細かいところや1人で考え込みやすいところはあるので、ニューヨークにいる間にこのおおらかな文化やノリノリのラテン文化は手に入れて、明るく“変わった”と言われるようになりたいものです。