表情豊かなニューヨーク|ありのままのニューヨークライフ #06
誰もが憧れるニューヨークでの暮らし。
キラキラした街と等身大のニューヨークライフをニューヨーク在住の「MIKU」さんに教えていただきます。
第6回目の今回は、さまざまな表情を魅せるニューヨークの街について。
毎月第3火曜日更新。
こんにちは、MIKUです。今月も読みにきてくださってありがとうございます。
あっという間に1年の半分が過ぎてしまったとは…!驚きです。
そろそろニューヨークにきて1年が経過しようとしています。少しずつ慣れてきたような…まだまだ慣れないような…。
Theニューヨークな風景も好きなのですが、今回は私がいくつか訪れた面白かったニューヨークのお話をしたいなと思います。
まずは先日クイーンズ区にあるシティフィールド(ニューヨークメッツの本拠地)の近くで開催されているクイーンズナイトマーケット。
物価高のニューヨークでの肝心なお値段は…!なんと平均6ドル!
ミニコンサートも行われていて、自由に踊っている人がいたり、決まった時間になるとお祈りをしている方々がいたり、みんな好きな時間を過ごしている印象でした。マンハッタン中心部から40分と少し時間はかかりますが、夏季限定で毎週土日夜5時~深夜まで行われているようです。これはまさに移民の街、ニューヨークだから味わえるフードフェス!!
移民の街…といえば、先日探検した『ジャクソンハイツ』
以前からディープな街だとは聞いていたので、1人で行く勇気がなかったのですがESLで知り合ったホンジュラス出身の女の子に案内してもらいました。
『ジャクソンハイツ』はインド系・アジア系・ラテン系の移民が多く住んでいるということで有名な街。1度行ってしまえば、危険を感じることもなく気に入ってしまい再訪。
こちらもマンハッタン中心部から30分くらいの場所にありますが、駅を降りた瞬間になんだか日本にはない空気を感じて、とても面白いです。
そして移民の街とはまた違うのですが、先日夫と行ってみたコニーアイランド。
こちらは駅を降りた瞬間にまるで昭和にタイムスリップしたかのようなレトロ感がありました。遊園地や海、野球場などがあり1日楽しめます。マンハッタンから約1時間半くらいかかりますが、なんとずっと同じ電車で行けるため交通費は片道2.75ドル!電車に乗っている間、外の風景を見ているとこれから私はどこに連れ去られていくのか!?というくらい未開拓な地を走ったり、落書きだらけの街を走ったり、見ごたえがあります。こういった所を歩くのはドキドキしてしまいますが、電車なら問題なし。コニーアイランドの海ではみんな音楽をかけて好きに踊っていたり、路上でフルーツを売っていたり、自由な雰囲気。普段は少し人の目が気になる私ですら、彼らの仲間に入って踊りたくなってきます。
そして最後に、ガバナアイーズアイランド。ロウアーマンハッタンからフェリーに乗って約10分ほどで到着します。自由の女神もはっきり見ることができます。
ここで自転車を借りて島を1周してみました。車もないし、時間帯や曜日によっては人も少なめですいすい漕ぐことができます。目の前にマンハッタンという大都会が拡がっているのに、まるで別の国に行ったかのような気分になれる所です。
なんだかニューヨークという街はコロコロ表情が変わる街だなぁと感じます。少し電車に乗ると異世界が拡がっている。面積にしては決して広くない土地でこれだけ多くの表情を持つニューヨーク。これが多くの人が魅了される理由の1つなのかな。
少し慣れてきた2年目は色々探検してみたいと思っています。
引き続き私のニューヨーク探検日記にお付き合い頂けると嬉しいです。