雨上がりの紫陽花をみながらカオリをイメージしてみる|アロマ的特異点 #17
深掘りすると色々な世界に通じているアロマ。
そんなアロマの魅力を、アロマセラピスト・ガーデンセラピーコーディネーターの「うのか」さんに教えていただきます。第17回目は梅雨に咲く花、「紫陽花(あじさい)」のカオリについて。
毎月第3月曜日更新。
こんにちは!アロマセラピストのうのかです。
東京はすでに梅雨入りとなり、オセロのように毎日変わる天気予報アプリにドキドキしている毎日です。
今回は今の季節のお花「紫陽花」についてです。
紫陽花の花はあの部分!
紫陽花は、こちらの画像の真ん中の細かい部分が花(真花)で、その周りの花びらのような部分がガク(装飾花)です。ハンドメイド作品でよく見かける紫陽花の花材はガクの部分ということになります。
少し近づいてみると、真花の部分が蕾の状態になっている箇所もあります。
普段、紫陽花を鑑賞する際にこの状態が「開花している」と思いますが、このガクの中を見ると、開花した状態の真花を見ることができるそうです。
個人的に、紫陽花は好きですが、枯れてしまった時の退色した色がどうしても苦手で、個人的に栽培はせずに公園での鑑賞のみしかしませんが、今の季節の雨上がりに鑑賞する紫陽花はとっても美しく、なんだか神秘的で好きです。
紫陽花のエッセンシャルオイルは存在するらしい
紫陽花のエッセンシャルオイルは存在します。
ですが、花の部分ではなく、根や葉から抽出し、主に海外の医療方面で使用していた記録があるので、香り自体はそんなにいい香りはしないかもしれません。
日本では「紫陽花をイメージしたブレンドエッセンシャルオイル」をよく見かけます。エッセンシャルオイルは単体の香りも素敵ですが、「何かのイメージ」でさまざまな香りをブレンドするのもなかなか面白い発見があります。
雨上がりに見る紫陽花でどんな香りのイメージになるか試してみよう!
ラベンダーやローズのように「誰もが知っているかもしれない」香りではなく、鑑賞用としての植物の香りをイメージするのはとても楽しいです。
人間にとっては憂鬱になりがちな梅雨の季節ですが、植物達にとっては好都合なのが梅雨の季節です。雨上がりに見る植物やお花たちはとてもイキイキしていています。こんな季節だからこそ、いつもと同じ通り道の植物を鑑賞するのも良いかもしれません。
お知らせ
7月の予定
カオリ乃が企画・調香しているオリジナルブレンドエッセンシャルオイル「大田区の街の香りシリーズ」の第1弾・「AROMATIC KMT(蒲田)ブレンド」の展示と試香ができます。
「蒲田に漂う、カオスなカオリ」 大田区出身在住のアロマセラピストが「蒲田」の街をイメージしたオリジナルブレンドオイルです。 15種類の香りを調香しました。 トップ:お酒の香り付けで使用されるハーブを使った爽やかな香り ミドル:レモンコールドプレスト、ライムコールドプレストなど「搾りたて」の柑橘系の香り ベース:数種類をブレンドして再現した昔懐かしいコーラの香り 大田区といえば「蒲田」ですが、蒲田という新しいモノとノスタルジーな風景が混ざり合い、朝と夜の顔を持つ魅力的な街をそのまま再現しました。 大田区出身の方、大田区が好きな方以外にもアロマが好きでお店では販売していないブレンドの香りを探している方に是非試していただきたい香りです。
期間:7月1日(土) 〜7月31日(月)
場所: 大田区産業プラザPio 1階
オンラインストア:https://kaorinokraft.stores.jp/items/64468326e0c48f002e57de33
さまざまな香りをブレンドして調香したので、3本ともかなりいい香り且つ普通のショップでは購入できないような香りの調香をしました。
今年度は3本のエッセンシャルオイルを作るので、3本全てコンプリートして気がついたら大田区マニアになっているかもしれません。よろしくお願いします。
カオリ乃の活動にご興味ある方はInstagramをチェックしてくださいね。