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第二言語の取得は難しい!でも一歩を踏み出すには話せるより話したいが大切だった!!|ありのままのニューヨークライフ #02

誰もが憧れるニューヨークでの暮らし。
キラキラした街と等身大のニューヨークライフをニューヨーク在住の「MIKU」さんに教えていただきます。
第2回目の今回は、第二言語取得の難しさと、語学学校での出会いについて。
毎月第3火曜日更新。

こんにちわ、MIKUです。3月も私の記事にきてくださってありがとうございます。

10月よりニューヨークに住み始め、少し生活が慣れてきたところで語学学校に3ヵ月通いました。
いわゆるESL、English Second Language schoolです。母国語を持ちながら、英語を学びたい人の学校。つまり色々な国籍の方がいます。
私の入ったクラスはバングラデシュ人が数名、パキスタン人が数名、日本人が2人という構成でした。
(なぜ明確な人数がわからないかというと…絶対誰かが欠席するのでフルメンバーがイマイチわからず…。)
日本とアメリカ以外の文化に触れられる貴重な経験でしたが…

学校の帰りに食べたパスタラミサンド。安くて美味しかった!@BerlinaCafe

 

ピザも1切れ$3~とお得!


相手は日本語全く話せませんし、こちらは相手の母国語が話せないため、英語でお話しすることになります。
(何より語学学校だし、基本的に英語以外は使用禁止!)

学校があったタイムズスクエア。ネオンの街!!

元々英語が大の苦手な私。特にその中でも苦手なのはリスニングです。本当に空耳イングリッシュ並に聞き取れない。
バングラデシュ人の英語がとても流暢で「え、この人達普通に英語しゃべれるじゃん!!!!!」と何度心の中で叫び、
「みんなで雑談しよう!」という授業内容を放棄したくなったことか。
日本人はよく「文法はわかるけど、なかなか発言ができなくて会話に入れない」と言われていますが、まさにそんな感じでした。

ですが、街を歩いているととっても大切なことに気づかされました。
平日は夫も仕事なので、たいてい1人で散歩をしたりカフェに入ったりします。
隣の人に突然話しかけられる機会も少なくありません。

意外とおいしい$1ピザ。物価高のNYでの強い味方

「日本人?ぼく日本語話せるよ!コンニチワ!!日本語ムズカシイケド!」
始めは戸惑ってしまい、「ああサンキュー」だけ伝えて避けてしまっていました。
だって、どうぜ私英語話せないから会話できないし…って。

でも1度勇気をふり絞って、手振り身振り、必死で会話を繋げてみました。
日本がとても好きなこと。
日本人は一生懸命働いてくれるから尊敬していること。
日本人は「NY大好き!」と言ってくれるので、話していて楽しいこと。
そんなことをお話してくれました。

広島で食べたお刺身の写真を見せたら「なんてきれいなんだろう!」と感動してくれました

どうせ伝わらない、私は話せないと逃げていた英会話。
でも一歩を踏み出してみたら一生懸命みんな話を聞いてくれるし、わかりやすい単語でゆっくり話してくれる。
「私英語まだ勉強中だけど、頑張って話すね!」と宣言するともれなく大盛などのサービスがついてくることも。

確かによく考えてみると「コンニチワ!アリガトウ!」と言われるだけでも嬉しいし、日本大好き!と言ってくれたら、多少日本語が間違っていたって気にならない。
反対の立場になることもあり、実感しました。
なかなか英語の勉強は思うように進みません。
でも今までみたいに「どうせ伝わらないから」「聞き取れないし」と諦めるのはやめ、
「話したいの!」「知りたいの!」「あなたの国に興味があるの!」
そんな気持ちを大切に、色々な人と話してみたいなと思えるようになりました。

そして何より「Take it easy!!」
語学学校の先生に「MIKU!あなたに大切なのはフィーリングとTake it easy!だよ。もうあなたはノート取らなくていいよ!」
ノートを必死で取っていたら、注意されてしまいました…

先日は突然レストランで「Do you know Murakami?」と話しかけられたので、Murakami…はてどのムラカミ…?と思っていたら、村上春樹さんでした。村上春樹さんの本が大好きなんだとか。そこからせっかくなのでおしゃべり。
恐らく文法はぐちゃぐちゃだったと思いますが。

話しかけられたレストランで食べたギリシャ料理。移民の街なので、色々な国の料理が食べられるのも魅力の1つ


だから私の語学レベルは・・・
「相手が私と話したいなと思ってくれたら、英語で会話できる」レベルです。
と言ったら、ビジネス英語レベルの方に「全員そうだ!俺だってそうだ!というか日本語だってそうじゃない?その言い方はずるい!」と笑われてしまいましたが、当分これで押し通すつもりです。

マンハッタンから1時間くらい電車に乗ったところにあるコールドスプリングでハイキング!

 

コールドスプリングにある、床屋&バー。髪を切ったついでにみんなで楽しく飲みながら交流してほしいという店主の希望により始まったそうです。楽しそうにみんなお喋りしていました。マンハッタンにもこういう所があればいいな!

 

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